俺はFTMだ。
俺と言う器で今日も生きて行く。
なんでもない「今」を残していこうと思う。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「あの子達がすごい見るんだもん、嫌な気持ちになっちゃった。」 デート中にソフトクリームを買ったのだが、その店を出るなりSnowが言った。 その店の会計口の1mも行かない所にベンチが設置してあり、 そこで買った商品を すぐ食べられる仕組みになっている。 そこに若い2人組みの、可愛いのだがギャルな女の子が座っていて 俺達のやり取りをじっと見ていた。 それは、俺も気付いていた事だった。 「いい視線ならいいんだけど、なんか嫌な視線だったから……」 Snowの気持ち、嫌ほど分かる。 「きっと、俺の事見てたんだよ、ほら、男か女かどっちだ?こいつって。」 「それならもっと嫌だもん……。」 俺は返事に困り、こう言った。 「Snowちゃん?そんな目線気にしてたらトランスやってられませんよ?ん?^^」 ワッフルコーンに乗っかったアイスが驚くほどの速さで溶け出して 俺は慌てて舐め、Snowに渡した。 「おいしーーーー!!」 そのアイスの美味しさは二人の会話を忘れさせる力があるくらいで 一口食べたSnowは「私も買えばよかったなぁ」と後悔していた。 「はい^^」と俺がまた渡すとすごく嬉しそうに食べていた。 「ありがとう」と戻ってきたソフトクリームは、俺が三角錐を保ちながら食べていたのを 分かっていたのか、そうでないのか、綺麗に尖った部分がばっさりと食われていて、 なんだか極端に食べられた風に見えた。 俺が、「Σ(TOT;) お・お・お・お…!」と大げさにリアクションし、 Snowの顔とソフトクリームを何度も見比べるような動作をすると、 Snowは涙をボロボロ流しながら笑った。 なぁ、Snow、俺達もっと強くならなきゃな。 これからもっと風当たり厳しくなって来るんだから。 俺、Snow支えられる位強くならなきゃな。 にほんブログ村 PR ● コメントフォーム |
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like:平和、孤独、動物、PC dislike:争い、騒ぎ、目立つ事 彼女有:HN「snow」 大事な人が出来てからの方が 自分の体と心のギャップに苦しんだ。 コメ、リンク、相互リンク大歓迎です。 是非、仲良くしてください^^
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