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俺はFTMだ。 俺と言う器で今日も生きて行く。 なんでもない「今」を残していこうと思う。
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今日は前回の日記の続きの②、③、④一気にを書こうと思う。

まずは②について。
これは、閉鎖数ヶ月前から薄々会社の中で噂になっていた。
同じ県に二つ支社があったのでどちらが閉鎖するのかと。
俺が勤めているこっちの支社の方が規模が大きかったのでこっちが残るだろうと言われていた。
しかし蓋を開けてみると俺達の支社の方が閉鎖。
俺は会社から選択を迫られた。
転勤するか、辞めるか。


俺は辞めると決めていた。

なぜなら、疲れていたから。


セクハラ、怒涛、従業員たちの性格。
そして何より、男には勝てないという自分の中に湧く劣等感と妬む心。
男社会ゆえに、どう頑張っても女の俺に出世も昇給も望めなかった。

俺はそれを受け入れてきた。

当然だと。

仕事内容は嫌いではないし、女らしく居なくてもいいこの職場をマシだと思っていた。
こんな事がなければ俺はずっと定年までここに居るんだろう。
そう思っていたのだが
支社閉鎖による退職の話を俺はチャンスと捉えていた。

会社都合になるし、その先は何とかなるだろうと。
実際に転勤を希望したとしてその支社へは通勤に車で1時間は余裕でかかる。
現実的にも俺は無理だった。
男達は転勤となり、それに伴う人事異動も発表され、仮の転勤先は俺の上司のセクハラ野郎が
位を上げての就任となったようだった。

もう、いやだ。
俺の気持ちに迷いは無かった。


ここから③、④の話になるのだが、この件の半年前位からSnowが仕事上で参っていた。
原因は利用者さんとヘルパーの意見の食い違いや、責任の重さ等……。

ざっくり書くと、ケアマネの資格を取ったSnowは、働いていた職場ではケアマネをさせてもらえなくて
転職をして社会福祉協議会の嘱託社員として晴れてケアマネとして仕事をしていた。
働き始めて二年になるところだった。

が、俺の会社の件がある半年くらい前に限界を感じ退職願を出していた。

仕事のつまずきを心に抱え帰宅し、悩んでいるようだった。
プライベートを仕事が汚染し、日常生活に支障をきたし始めていた。
多くを語らないが、はたから見たら一目瞭然だった。
  Snowの病気の事を考えるとよくない事は俺も十分解っていた。
そこでこの話がきたからすごいタイミングだと思う。

どうせ二人とも辞めるんなら私の実家に行きましょう、という話になって。

Snowは病気の事もあり、家族、特に母親とものすごく仲が良い。
本当は俺の所に来るのではなく、俺がSnowの実家に行く方がいいんだろうなと思っていた。
しかし、俺の父親が無くなって以降母親は一人暮らしをしているので、
俺がそんな遠くへ行ってしまう事に不安を感じない訳がなく。
そこでも色々あったのだが割愛する事にする。
結局母親に許可を貰い、Snowの実家の県へ引っ越す事が決定した。
これには、俺の妹夫妻が大きく関わり助けてくれた。
母と妹夫妻には本当に感謝しかない。

と、こんな感じで今に至る。

新しいこの県ではSnowはケアマネ、俺はクロス職人としてチャレンジする道を進んでいる。

がしかし、この話はここで終わったわけではない。
この後、もう一山あるのだが……。
長くなるので今回はこの辺で終わる事とする。


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最近のSnowの口癖


「疲れた~」


俺はその言葉を軽く聞いていた。
俺も疲れてる、頑張ろう、と。


とある人にその事を言ってみた。
その人は俺とSnowとの関係は知らないがSnowの事は知っている。
するとこう返ってきた。


「Snowさん、仕事できるようになったんだなぁ。」


なるほど、と俺は納得してSnowにもそう伝えた。


ある日、Snowはいつものように疲れたとソファーに座った。
俺は向かいに座りテレビを見ながら笑っていた。
暫くして、視線に気づきSnowを見ると少し微笑みながらじっと俺を見つめていた。
俺は笑いながら「な~に」と言った。
するとSnowがこう言った。


「Lushと一緒に居られる幸せを噛みしめているの。」


その眼には涙が浮かんでいた。


「泣くほどか?!」


その時俺は茶化し、Snowも泣きながら笑っていた。


外は雨が降っていて、少し暖かかった。
俺は歩いて買い物に行こうとSnowを誘った。


「今日はあまり買っちゃだめだよ?」
「うん、スイーツ買うだけだから^^」


二人で一本の傘を差しながら数分の道のり。


「あ、いい匂い!金木犀が咲いてるんじゃない?」
「ほんとだ~!あそこに咲いてる!いいね~、たまにこういうのも^^」


歩道は細くて並んで歩けない場所が多かったが、Snowはしっかり俺の腕を掴んでいた。
狭いのだから一時放せばいいのに。
少しでも離れたくない、Snowの心の声が聞こえた気がした。

出逢った頃、よくこうやって二人で公園まで歩いたりしていた事を思い出した。
Snowの病気の時も、、、そういえばこうやって。
外の空気を吸う事は車慣れしている俺達にはいい気分転換になった。
Snowもそう感じてくれたかな?


その夜、布団の中で今日の出来事を考えていた。
Snowの病気の再発、、、引き金になったらどうしよう。
昨日も、その前も、その前も、何年も続いている同じ景色に涙出るとは
Snowの心中を俺は軽く捉えているのではないか?


俺はSnowを引き寄せた。


「辛いなら辞めればいい、その分俺が頑張るし。」

「今日ね、私が帰ってきて布団に入った時にLushが太ももにぎゅーってしがみついてきたの。
それですごく癒されてね、、、」

「、、、俺それ知らねーわ(汗」

「ああ、私はLushがいて幸せだなって思ったの。」

「うん。」


Snowの疲れは、身体ではなく心だった。
確かに仕事もシフトもいくつもあるし、休憩も満足に取れない、サービス残業は当たり前。
Snowの仕事はすごくハードだ。
でも、問題は誰も逆らえない上司の事だった。
身体よりも精神的な事で仕事を辞める人の方が多いと思う。


「精神的にだめなら無理しなくてもいいからね、何とかなるよ、今までもなんとかなってきた。」

「うん、大丈夫^^」


Snowは爆弾を抱えている。
爆発した時期を俺はSnowの母親の支えと共に過ごし、乗り越えた。
今だって薬は飲んでいる。
俺は心の隅でその時の為の備えと、心の準備をしている。
でももう、あんな思いは嫌だよ。


俺は、Snowが元気ならいい。


金がないならそれなりの生活にしたらいい。
貧乏は貧乏なりに、些細な事が嬉しく幸せに思える。
今日のように一緒に居られる事を大事に想える。
金は大事だけど、俺は失う感覚も多いと感じる。
俺は貧乏でも生活できる。
守るものがあれば。


大丈夫だよって君はそういうけれど
本当に無理はするなよ。


そういう時の為にも俺はいるんだから。

 
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Snowは基本的にあまり食に興味を示さない。

食べる事は好きと言えば好きなのだが、
ちょこちょこと食べる。

要は燃費が悪いのだ。

なので、バイキングなんかに行ってもすぐお腹いっぱいになってしまうので
元が取れず、俺が元を取ろうと頑張る訳で、

限界以上に食べる訳で、

腹が出てくる訳で(爆


まぁ、食より服、そう言ったところか。



それに関連して俺がずっと思っている困った事が一つある。



俺が仕事や実家帰りなどで居ない時など自分の食事をおざなりにする事だ。



俺が実家に一泊して帰ってきた時、何食べた?と聞くと

ご飯、と。

それだけか?と聞くと

ちゃんと卵もかけたよ、と。

それだけか?と聞くと

それだけかなぁ、と。



怒。




しかも、一食しか食ってないとか、まじありえない。

俺の場合腹減ったから何か作ろうと、どうせなら肉入れようと、肉入れたなら野菜も、と。
食べる事が大好きだからどうせなら美味しい物が食べたいとなる訳だ。

ところがSnowの場合は、お腹空いたから何かないかな、と探し冷蔵庫を開けると
漬物があったから、んじゃそれとご飯でいいや、と。
要は腹いっぱいになればいいという考えな訳で、根本的に俺と違うわけ。

これをなんとか同じ考えに持っていけないかなぁとずっと悩んでいたんだ。


そして辞めました。

執着がない物を自分のように執着しろと言っても難しいものです。
俺に少女漫画を読めと言っても中々読みださないのと同じ。
なので発想を変えてみた。
Snowの執着するもの・・・・・・



「Snow?もっとちゃんと飯食わなきゃダメだぞ?」

「うん・・・・・・分かってるんだけど、Lushが居ないと作る気が起きなくて・・・・・・」

「それはわかる、でもな?俺が心配なのは一日二日と長期で家を空ける時だよ。
 下手したらお菓子とかで腹ふくらますだろう?」

「うん(苦笑)」

「いいか?今の食事は10年後の身体を作るんだ。10年後も元気で居たいだろう?」

「うん・・・・・・」

「一緒に住んでいたいだろ?」

「うん。」

「んじゃ、俺の為にちゃんと食え。自分の為じゃなくて俺の為にって考えろ。
 Snowが先に身体壊したら俺は一人になる。それだとこれから楽しい事沢山したいのに
 できなくなるんだ。一緒に長生きしたいならちゃんと食べてくれ、な?」

「うん!」



怒らず諦めず自分を変える。
成功っぽい^^

子供のようだけど、こうやってきちんと話さないと相手には伝わらない。
俺もSnowも体力を使う仕事だから食は特に大事だと思うんだ。
きっとSnowにも多少は伝わったはず。

食は大事です。

でも、俺は痩せた子が好みです(え

何事もバランスが大事です (⌒^⌒)b うん
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完結させようと思ったのに、時間がなくて中々直せない―!と言う事で

中編としました^^;



テールランプ(リアライト)が無事届きまして、開けてみた感想。



白い。



いや、今までは赤やらオレンジやらあった気がするのですが、今回は白ですね。

キラキラと眩しいです。



工具一式を持って外へ。

応急処置として貼ったテープをベリベリと剥がし、

ベリベリと剥がし、

ベリベリと剥が、、

ベリベリ、、



剥がしずれぇー!Σ(●[]0)



車体にテープの粘着部分が残って残って大変でした。

シール剥がしなんて洒落たもの用意してなかったので、俺愛用のPlexusでフキフキ。



さーて、テール外すぞー。まずは割れてない方からー。

と、その前にドアを開けっぱなすので一応バッテリーを外します。

ランプ自体はトランクを開けたら見えるボルトで留めてあるのでそれを外しまして

後は引きぬくだけ。

平行に引き抜く、

平行にひき、、

ひき、、、



とれねー――――!Σ(●[]0)




なんだよ、どっかやっぱりもう一個締まってんじゃね?

ゴソゴソと俺がやってると、隣で見ていたSnow、私がやってみる、とランプに手をかけた。

いや、俺がやっても取れないんだし、まさかとる(バキン)



こいつ、取りおった――――!!(叫)Σ(●[]0)



巨大なお婆ちゃん持ち上げるその腹筋は伊達じゃねー!


……しかも、どこか折りおったぞ(笑)



( - ゛-) ジッー<うーん、何だろこの部品



( - ゛-) ジッー←折れた部品を眺める俺。



(ー_ー )ノ"⌒。ぽいっ 



めでたしめでたし(こら)



要は、ランプがきちんと取り付けられて点灯すれば良い訳だ(自己納得)



さて、この車種では無いけれど、はまるかな……?

あら、この差し込みボルトはSnowの車には差す所ないな、、、

取ってしまおう(爆)

要は走ってる時に落ちなきゃ良い訳だ(自己納得2)



幸い曲がってる所もライトの取り付けには差し支えなく

両方無事に装着完了。



うーん、でもやっぱりライトの上下の隙間が開くなぁ。



バッテリーをつけ、ブレーキを踏んでみる。



おおーーーー!片方が点かない―――!



きっと左右逆に電球を取り付けたな、と思い再度ランプを外して直す。

そんな様子をお利口に見ているSnow。

ちんまりと お地蔵さんみたいで可愛い(笑)



その後再度点灯、無事発光。



違う車種のものなので、下の方が浮いた感じになってるのが気になるので

隙間埋めゴムで後日埋めなきゃなと心に誓いながらなんとか無事作業を終えました。



さー、次は凹んだ所をパテ埋め塗装だー(いつになる事やら)



*** ***


長い間更新が無いのにも関わらず見てくださっている方々が居るみたいで、、、

ありがとうございます(T-T)

毎日怒涛のように過ぎておりますが、二人仲良くやっております。

皆様お体には十分お気を付けくださいね^^

 
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あーあ。
やっちまったべ。


Snowをインフルエンザ接種の為病院に送り届けて車で待ってる間に
自分の携帯を家に置いてきた事に気づき
病院から自宅まで5分とかからない場所なのでぶぶ~んと取りに行こうと思って
さっととりあえずアパートの前に車を止めて……っと思ってバックした途端、


がしゃーん。



(o゜▽゜)o<え?


ばたん。

トコトコトコ。



Σ(-◇-ノ)ノ <えええーーーーー!!!?


やっちまいましたよ、柱にね (_□_;)!!
 

灰色の柱が完全にアスファルトと同化(俺の眼にはそう見えた)、
しかも後ろには障害物はないなどと言う思い込みプラスで。
バックモニターがあるにもかかわず。


えええーーーーー!!!


右リアライト粉々に破壊。
バンパーもぐにゃり。




( ( (__|||) ) ) どよぉ~ん。。。




し・か・も・Snowのく・る・まっ(死)



とりあえず、びくともしていない柱から離れ、一旦車を停め直しアパートに帰り
がむしゃらに震える手で板金屋さんを探してみる。
ちなみに俺もSnowも普通車なのでなんでも金額が大きい。
今月俺の車の車検もあったし、こんなの修理したら20万以上するだろうよ~(泣)

暫くして、置きっぱなしのSnowに気づきメールを打つ。
案の定Snow、パニくる。


すると俺、何とか冷静になってきたのか証拠隠滅&現状把握を思いつき再度外へ。



現状把握=( ( (__|||) ) ) どよぉ~ん。。。



欠片を拾い集め、ライトを引っ張ってみると、骨組みまでは凹んでいない……かも。


希望の光を見出した俺は、こうなったら自分で直す!とネットでリアライトを探す。
どうせなら、と言う事でイメージチェンジを図るべくキラキラお目風を探してみる。

やがてSnowからお迎えの電話が入ったので俺の車で迎えに行って車の状態を見てもらう。
パニックの俺が正確に伝えたはずの現状はパニックのSnowにはこう伝わっていた。




リアガラスが粉々。



いや~、冷静さはとても大事ですね。
あられもない方向で物事は伝わるものです。

一方利益もありまして、そんな現状だと思っていたSnow、



「なんだ、大した事ないじゃん。」



えええーーーーー!!!(よかった・笑)



自力で俺が直すと伝えた後、Snowと一緒にリアライトを探す。
違う車種だけど、同じ形だからいけるだろうととりあえず気に入ったライトを購入(え)
車は割れたライトを接着剤&透明テープで復元&ライトが点くかだけ確認。
Snowと二人で「あんまり目立たないよね、うん、目立たない目立たない」
と暗示をかけるように二人で励ましあいその日はできる事終了。

そのまま仕事に行かなきゃいけないから恥ずかしい思いさせちゃうけどごめんな><
Snowは俺みたいな素人が直せる保証もないのに信じてくれて
できる事はやらせてくれる。
そんなSnowをがっかりさせないようにしっかりしなきゃな、俺。

さて、無事に修理できるのか?


後で気づいたけど、Snowに事故の事伝えた時、っ先に俺の体の心配してくれたんだよな。
ありがとう^^

続く。
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彼女有:HN「snow」

大事な人が出来てからの方が
自分の体と心のギャップに苦しんだ。

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