俺はFTMだ。
俺と言う器で今日も生きて行く。
なんでもない「今」を残していこうと思う。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 先週末、一カ月振りに実家に帰ったのだがその夕食で母親と妹が大ゲンカをし、 妹が食事の最中に泣きながら家を飛び出した。 妹の旦那も後を追いかけるように帰っていき、とたんに空気が重くなった。 原因は些細な事。 でも、些細な事はただのきっかけで今までに蓄積していた背後に絡まった関係や感情、事柄など 母親の中で溢れだしそうな嫌な感情がとうとう噴き出した、という感じに俺は取れた。 父親が死ぬまで反対していた妹の結婚。 父親に寄り付かなかった妹が、亡くなったのをきっかけに実家に出入りする。 旦那は父親と同じ会社に勤めていたので、嫌でも目につく、鼻に付く、当然よく思ってなんかいない。 「お父さん、もうそろそろT(妹)の事許したら?」 死ぬ数日前に母親が聞いた。 それまであまり反応しなかった父親が目を見開き、 「許さん!」 こう言った。 父親は、他人から自分の娘が結婚したんだと知った。 どれだけ辛かったことだろう。 しかし、これくらい妹と父親は仲が悪かったんだ。 そんな父親の意思を知っている母親は、妹夫婦が我が物顔で実家に出入りしている事が 正直許せない部分があったんだ。 俺は次の日仕事だったので帰らなければいけなかったが、自宅に着いてからも妹と母親を仲直りさせようと 沢山それぞれに話をした。 お互いに強気で、妹は実家に帰らないと怒っていた。 母親はもう帰ってこなくていい、と電話口で投げやりに言う。 俺の週末休日は10時間分の運転と喧嘩の仲介で終わった。 *** *** 次の日母親から電話があった。 妹から謝りのメールがあった、と。 メールが届いてから嬉しくて御霊屋の前で暫く泣いてしまったと言った。 そして、お母さんも悪かった、また遊びにいつでもいいからおいでね、と返事を返したそうだ。 強気の母親だが、本心は怖くて、もう妹が実家に来なくなったらどうしようと不安で一杯だったんだ。 人間だもん、多少感情の矛盾があっても当然だ。 俺は妹によく謝ってくれたとメールをした。 妹は全て納得してメールをしていないと思う。 なぜ私が謝らなければいけないのか、すごく悔しい思いをしながら送ったんだと思う。 でも、その痛みや辛さの結果、また元通りみんなで夕御飯を囲める事が出来るなら 謝ってよかったなと思ってくれているといいな。 そういう痛みや辛さを感じる事で、結果を逃げずに受け止める事で人間成長するんだと思う。 今回、妹はだいぶ成長したのではないか。 俺は本当に妹を褒めたいと思う。 家族だから許せる、許しあえる。 親はもう一人しかいないから、俺はいつまでもそんな家族でありたいと思う。 は~、よかった~。 どうなる事かと思った、マジで。 にほんブログ村 PR
● 無題
ひとまず落ち着いてよかったですね。
どんなに幸福そうに見えてもそれぞれの家族には何かしらあるものだと思います。 私も時には他人様にはとても言えないような厳しい言葉を吐いてしまったり。 でも家族・・特に親は必ず許してくれます。 そういう姿を見て反省するものの・・また繰り返しになってしまったり。 家族だからこその深い愛情に感謝しつつ甘えてばかりいられないなと思う今日この頃。 お互いあまり心配をかけずにしっかり親孝行していきたいものですね。 関西人さんへ。
コメありがとうございます。
お返事遅くなってすいません>< 一時どうなる事かと思いましたが、なんとかなりましたね。 正直、まだお互いにすっきりしていないような感覚はあるものの、 家族だからこそ乗り越えられる、そんなものなんだろうなと思っています。 人間だから、色々言っちゃう時もありますよね^^; でも、ほんと心配かけないようにする事が一番の親孝行なのかもと 思ったりもしますよ^^ ● コメントフォーム |
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