俺はFTMだ。
俺と言う器で今日も生きて行く。
なんでもない「今」を残していこうと思う。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 って見てくれてる方いないと思うのですが(汗) 俺、生きてます。 まずは報告。 心配してくれている方いるかもしれないので^^ 心配してくれてありがとうございます。 報告する事がたくさんありまして。 ②俺の会社、事業縮小により在籍中の支社が潰れた件。 ③引っ越しして現在違う県に居る件。 ④snow、ケアマネ辞めた件。 今回は①について書こうと思う。 前回、しこりの事について書いたまま記事がストップしているので経過報告を。 *** *** あれから何度も検査した結果、良性腫瘍と診断された。 癌ではなかったのでその時の結果に俺は安堵した。 しかし、腫瘍がどんどん急激に大きくなってしまって、 5cmだか6cm位までなってしまった。 良性でも大きくなっていくタイプの腫瘍には後に癌化するタイプもあるらしく ここまで大きくなったら十分手術に値すると担当医に言われた。 でも俺は手術に踏み切れなかった。 俺が手術を嫌がる理由。 全身麻酔を嫌がる理由。 それは……『尿道カテーテル』←こいつの存在だ。 ぜって―嫌だ!! ……ってことで先生に相談して、短い時間なので無しで手術する事となった。 が。 手術台に乗った後で、「カテーテル入れてもいいですか?」と。 はぁ?!(◎■◎)?!まな板の上の鯉状態なのに今それを聞くかい?! と驚愕したが、拒否する術も無く… 入れられました(ちーん…) その後、手術した直後にサンドイッチを食べている事がバレ、 速攻で点滴、酸素、カテーテルを外されてしまった(笑) 「Lushさん、今日手術したばかりですからね!」 と看護師さんに言わしめました(笑) 摘出した塊を病理検査に回して正式に脂肪の塊という診断をいだだいて 数ヶ月に一回マンモやエコーを受け、 一年に一回の定期検診で大丈夫ですよと言われて今に至る。 本当にたくさんの人に心配をかけてしまったな。 俺に関わってくれた皆様ありがとうございました。 健康一番。 そうそう、感動した事があって。 今回手術した県はパートナーシップ制度が導入された県で。 俺達はパートナー証明書は発行していないのだけれど、病院側に彼女の事を伝えていた。 俺自身の事はFTMとは伝えていなかったのだけれども 見た目がね^^; 俺の担当になってくれた看護士さんがすごくいい人で 初めに病院を案内してくれた時とか、「過ごしにくいかと思いますが」 とこそっと俺に言ってくれた事や、 不都合ないかと聞いてくれた事、それがとても自然で。 俺はクローズなので、ああ、こんなに「自分で居ていい」 なんて18年前の俺に教えてあげたいと思った。 俺の願いは気にされない事。 周りに溶け込める事。 Snowと一緒にいても周りは気にも留めずに普通に買い物。 びっくりされたり、こそこそ話されたり、そういうのが無くなった そんな世の中が来ればいいなと思っている。 話逸れてしまったけれど、病院の話に戻って考える事がある。 コロナの時期じゃなくてよかったなと。 今記事を書いているが、手術したのは1年半前。 Snowは心配して毎日お見舞いに来てくれたし、Snowのご両親も来てくれた。 妹も来てくれたし、俺は幸せ者だ。 あの時思い切ってやってよかったな。 今まで引き延ばしていたらと考えるとほんと良い決断だったと思う。 それと、こういう状況で一人だったらどうするんだろうって。 将来皆が死んでしまって、俺一人になったらどうしようって考える事がある。 子孫を残こす事って大事だなって考える時がある。 兄弟にも子供が居ない場合、兄弟が結婚していない場合、 全然普通にありうる状況で。 俺達もそれに該当する環境。 金貯めなきゃなー!! (ρ゜∩゜) グスン にほんブログ村 PR 「おじょー、今の花ってなんだ?」 「ん?」 職場の俺と仲のいいKさん。 休憩のサイレンと共に俺の所に歩いてきてこう聞いてきた。 ちなみにKさんからは何故か俺は『おじょー』と呼ばれている(笑) Kさんは大きくて、口ひげを持つ山小屋に住んでいるような男だ。 そんな人から見たら俺はどうあがいても『おじょー』なんだと思う。 ま、そんな事はどうでもいいのだが。 「いや、花束をね。」 「うーん、なんだろうなぁ。。。」 「娘の命日なんだ。」 「ああ、そうか、、、」 Kさん、実は結婚していない。 とある女性に騙されて、というか、旦那が居る事を隠されていて知らずに付き合っていた。 その女性はフィリピンパブで働くフィリピン女性20代、おそらくパブで知り合ったんだと思う。 Kさんは40代。 そして、そのフィリピン女性の本当の旦那は70代。 その旦那と女性の間には子供が二人居る(これも?が浮かぶが) フィリピン女性の旦那にKさんの事がばれて、職場に怒鳴り込まれ前に働いていた職場を辞める事になり 今の俺んとこの工場長の計らいで、同じ会社だが県を変えてこちらに引っ越してきてこの職場に来た。 俺は、派遣時代にKさんに色々仕事を教えてもらっていたのでまさかKさんがこっちに来るとは思ってなかった。 一年後に見たKさんはすっかり痩せてしまっていた。 なんでも、フィリピン女性が妊娠して早産で子供が生まれたんだが それはKさんの子供だという。 フィリピン女性とKさんは県を3つも離れた場所に住んでいて、Kさんは毎日仕事をしている為 逢えても月一回か2回だろう。 それでもKさんの子供だと言い、旦那に言えないから病院代が払えないので払ってくれと言われたという。 お金がないKさんは自分の保険を解約してお金を作りその人に持って行った。 その旦那に怒鳴り込まれた為、職場を辞めざるを得なくなったKさんは彼女の住む県へ行き 保育器に入る我が子を毎日毎日何時間もガラス越しに見ていたという。 結局子供は死に、Kさんはショックで食事が喉を通らずガリガリに痩せてしまっていた。 3つも離れた県 逢うのは月1~2回 フィリピンパブに勤める20代のフィリピン女性 はっきり言って俺はKさんの子供ではないと思う。 二人がどんな風に愛し合っていたかは俺は全く知らない。 しかし70代の旦那の子供ではないにしろ、Kさんの子供とも考えにくい。 彼女の職業柄沢山の男性と知り合うだろう。 ここでしか言えないが、Kさんは残念ながらいい男とは言えず全くモテそうなタイプではない。 しかも前歯が全部ない(関係ないか ただ、すごくいい人だ。 俺にこの話をしてくれた時、「早く子供産めよ」って笑いながら言われた。 俺は複雑な思いでそれを流したのを覚えている。 Kさん、自分の子供が産まれて嬉しかったんだなってすごく伝わってきたんだ。 彼は自分の子供だと信じている。 もしかしたらそうかもしれないし、そうではないかもしれない。 でも、彼は信じている。 「気を付けて行っておいでよ。」 俺には否定する権利もないし、どうこう言う立場にもない。 子供が死んだのは事実だし、それに花を手向ける人間が居る。 ずっと心で想っている人が居てくれるならその死んだ子は幸せなのではないだろうか。 信じていれば事実である。 事実のままでいいのではないかと思う。 今週末、彼は花束をマリア像の前に置き心から祈るだろう。 きっと、それでいいんだと思う。 にほんブログ村 さて、今日から仕事が始まった。 バテるかなぁと思っていたけれど、曇りだったからさほど大変ではなかったな。 ただちょっと腰が痛いな……。 *** *** お盆は実家に4日間ほど帰った。 母親が還暦を迎えたので、何か赤いものを贈りたいと思い 妹と母親と三人で少し遠くのショッピングモールへ。 石屋さんに入り、赤い石の入ったブレスレットをオーダーで作ってもらった。 その後、親子でプリクラも撮ったりしていい記念になったな^^ 俺は親にカミングアウトしてないから、実家では女(のつもり)だ。 ただ、妹は俺がトランスなのを知っているので、上手くフォローしてくれている。 先ほど書いた、還暦祝いの買い物途中、妹と二人でトイレに行った時 「お姉ちゃん、こっち空いてるよ。」 と、障がい者トイレを指して妹が言った。 「ん?乳がある時は女の方で大丈夫だと思う。」 「いや、お姉ちゃんが精神的に嫌かなと思って。」 「大丈夫、大丈夫、さ、行こう。」 数か月ぶりの女子トイレ。 ちょっと俯きながら速足で用を済ました。 やはり女子トイレは綺麗だ(うるる) 綺麗さに感激しながら、俺はさっきの会話を思い出していた。 何気ない数秒の会話だったが、俺はすごく嬉しかった。 カムした時は動揺してお互いにワンワン泣いた二人。 その後、なかなかその事に触れるのが怖くてお互いにギクシャクしてしまった二人。 今ではSnowの事も考えてくれて、、、 理解はできなくても一生懸命受け入れようとしてくれてるのがすごく伝わってきた。 すごく嬉しかった。 結婚する気はない、と親には伝えてある。(親は本気にしてないかもしれないけれど) 心配する母親に、妹は 「お姉ちゃんの事なら大丈夫、私が面倒見るから。」 と、T(妹)が言ってるんだよねぇって笑いながら俺に話す母親。 未来が不安定な俺達にとって、どんなに心強い言葉か分かっているかな、妹よ。 何か不安な事とかあったらすぐ相談に乗るから 俺にすぐ言って来いよ^^ ありがとう。 にほんブログ村 人間と言うのは平等にできているのかもしれない。 1/20に書いたブログの記事に関しての出来事だ。 せっかくできた命が流れてしまったらしい……。 なんと言うことだ……。 こんな未来は全く想像していなかった。 子供ができる喜びを俺は味わう事が出来ないけれど、 失った悲しみも味わう事はない。 思うだけで辛いのに、当の本人はどれだけ辛いのだろうか。 妬んだ俺自身を叱りつけた。 ごめん、ごめん、ごめんなさい、、、 みんなみんな幸せがいいな。 世界中がみんな幸せがいい。 東北の皆さんは大丈夫かな? このブログ、見てくれてる人もいるのかな。 東北の俺達みたいなカップルさん、負けんな。 他県から祈っています。 *** *** Web拍手コメくれた方々へ。 ●理功さんへ。 コメ、ありがとうございます^^ 実は、こちらの拍手からコメくれたのは理功さんが初めてでして、、、 なんと、最近コメがついている事に気づきました(死 遅くなりすいません>< 俺も、かなり笑いました、きっと他の99人も笑うと思います(笑) また遊びに来てください^^/ にほんブログ村 今日、仕事場で事務員さんのすぐ後にトイレに入ったら うんこ臭くて 爆 くさいよーくさいよー言いながらトイレから出て事務所に戻ったら 何食わぬ顔して事務員さんが居て 俺的にめちゃめちゃウケてしまった その日一日事務員さんの顔が見られなかったなー 爆 そりゃー人間だもん、糞ぐらいするだろーと思いつつも 俺はこういうネタ(?)に弱くて ジワリジワリと一日中俺を苦しめた事務員さんの残り香 まー、おじさんじゃなかっただけマシか(笑) きっとおじさんだったらダッシュでトイレから出ちゃっただろうし だめだねーこんな事位で もっと大きな心で「だから?そりゃするでしょ」くらいの器で受け止めないと 人間、皆一緒だぁねー ´∀` にほんブログ村 [ 次のページ>> ] |
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