俺はFTMだ。
俺と言う器で今日も生きて行く。
なんでもない「今」を残していこうと思う。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 あのキツイ会話から初めての週末、 俺は、勇気を出して母親を買出しに誘ってみた。 ずっと迷ってて……今日は電話しよう、今日は電話しようって 結局したのはその日の朝9時だった。 また嫌な話されて、不正出血になったら嫌だな、そんな考えが頭を回って なかなか実行に移せなかったんだ。 母親はかなりSnowに気を使っていて、開口一番「Snowちゃんは?」って 俺が「仕事だよ」と伝えると二つ返事でOkしてくれた。 その時に、俺の妹も誘ったら?と言われたのですぐメールを送ってみた。 もちろんOKだった。 どこか行きたい所ある?と聞いたら某観光マーケットに行った事がないから そこへ行ってみたいと言う事だったので買出しついでに寄る事にした。 親に会うのに緊張するってどうかと思うが、実際二人に会うのは緊張した。 実は妹ともカム後殆ど会っていない。 メールを数通交わす程度で。 「かっこいいジーンズじゃん」 俺の和柄のジーンズを見て妹が言った。 俺は考えすぎていたのかも知れない。 車での会話は、皆が実家に住んでいた頃の三人だった。 仕事の愚痴や、妹家族の話、妹はよく喋るので俺や母は聞き役になっていた。 車内も全く退屈せず、俺もその方が気分が楽だ。 服屋を回っている時に、何かの会話から母が大きな声で俺に言ったんだ。 「たばこもやらない~、お酒もやらない~、ギャンブルもしない~、男もしないってか?(笑)」 俺はふざけて言われたその台詞にふざけた笑顔を返した。 母が大笑いしながら背を向けたと同時にちらっと妹を見た俺。 妹は母の背中へ空中パンチを繰り出していた。 そして、「そういうこと言うもんな~!」と小さく俺を慰めてくれた。 俺はその妹の行動、言葉が嬉しかった。 理解ある人が居てくれる事はなんて幸せなんだろうか。 しかも身内で。 母が俺の事を某俳優に似ている似ていると言う。 俺はなんて答えたら良いのか分からなかったが、妹が茶化して返す。 こうして普通の会話が成り立っていく。 妹が居てくれてよかった、と家に帰りつき座椅子に座った途端再び思った。 心配していた不正出血も無く、俺の精神ダメージもさほど無く 「家族っていいなぁ」そう思える時間が過ごせた。 Snowは相当俺の事を心配していたが、俺の話を聞いている内に安心したらしく 「私も行きたかったな~」と言う程だった。 結局、母はこの前の話の事には一切触れず、その後かかってきた電話も なんとSnowと喋って、俺には代わらなかったくらい(驚) 「結局、おばさんは構って欲しいって事なのかな」 うん、きっとそうだよ。 俺達二人の関係を隠して引け目を感じて実家を遠ざけてた。 家で頑固な父親と二人、そりゃ不満も出るだろう? たまにはこうして親子水入らずの時間も欲しいとSnowにお願いした。 でもさ、こうする事で全てが平和にいくのなら、そうしようよ。 (Snowは俺にべったりだからね、これ大変なんだよ^^;) そして、徐々にSnowも一緒にって母の口から出たらしめたもんじゃないかな?^^ Snowが仕事終る頃までに帰ってこられなくてごめんな。 ありがとう^^ **** **** Web拍手、コメくれた方へ。 嬉しい言葉ありがとうございます>< これからも拙い文章ですが読んでもらえたら嬉しいです、ほんとありがとうございました! にほんブログ村 PR ● コメントフォーム |
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