今度は母が･･････。

「lushちゃん、お母さんが大変な事になってさ！」

仕事20分前に自宅の電話が鳴り不機嫌に出た所の相手からの第一声だった。
電話の主は遠い昔に聞き覚えがある、近所の俺と同じ年の子を持つ近所のおばさんだとすぐに分かった。
公衆電話からだった。

事故？！倒れた？！Σ(゜口゜;

･･････ってそういう一声だと直感的に思うだろ。

まぁ、そんな内容に比べたらたいした事は無いのかも知れないけど
たいした事で（汗）

母親のバックが丸ごと盗まれたそうで…llllll(-_-;)llllll

前者を想像した俺からすれば、まぁホッと一安心だったのだが･･････。

母親は携帯を持っていないので、覚えていた俺の自宅の電話番号で電話をかけてもらったらしい。
父親は父親で釣りに行ってて居なかったらしい。

つーかさ、母よ、いい加減携帯持ってくんない？
俺から、父へ、父から俺へ、俺はおばさんからの電話待ち、そっから俺は父親へ、って
回りくどい事になってるだろーがっ！！（くわっ）

とりあえず、父が交番へ向かって合流すると決着がついたので
まぁまぁ安心して仕事ができそうだが･･････。

たぶん現金類はパーだな。
クレジット系は全て止めないとまずい。
後は･･････なんだか色々ごちゃごちゃ入ってた気がするぞ、母親のバッグ。
銀行系もどっさり持ち歩くタイプだから、これは大事になりそうだTT

無事見つかりますように。

神様、守ってください( p_q)

･･････って言うかさ、俺、父親とあれ以来喋ったの初だな。
やっぱ、慌てたりしてると私情とかどーでもよくなるのな。
とりあえず伝えなきゃで、俺普通に喋ってた。
必要な事しか話してないけどさ。
釣りとか言ってたけど、なんか傍に誰か居るみたいだった。
携帯切る瞬間、自分の耳から離した時携帯口から声がした。
俺、一瞬、「何？」って耳に戻して話したけど、その瞬間電話が切れたんだ。
きっと、切る瞬間に傍に居た人に焦って説明したんだろうな。
まぁ、釣り仲間かも知れないし･･･････そうしとこう。

そうしないと、俺、もっとしんどくなっちゃうから。

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