俺はFTMだ。
俺と言う器で今日も生きて行く。
なんでもない「今」を残していこうと思う。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 お盆最終日の事。 次の日彼女は早朝出勤だからお出掛けはせず、家でのんびり過ごした。 天気がすごく良くて、俺の気分もとても良くて。 明日からまたすれ違い生活になってしまう寂しさを考えないようにする為に じっとしていられなかった俺。 24時間テレビを見ながらのんびりしていていいよと彼女に言いながら 俺は洗濯物干したり、茶碗をあらったり、ゴミをまとめたり。 「Lush、頑張りすぎだよ~?横においで?」 「ありがとう、でも仕事に入ったら何も出来なくなるから、できる内に^^」 俺が忙しそうにしてるのなんてほっとけばいいのに、じっとしていられないSnow。 申し訳ない気持ちになるそうだ^^; まだ日の高い午後2時。 俺はバケツとタオル、ペットボトルを片手に「車洗ってくるわ」とSnowに言った。 何処まで行くの?って聞くから駐車場で拭き上げてくるだけだよと答えると わかったと安心した顔になる彼女。 洗車場まで行くなら、Snowは絶対私も行くって言うだろうから、 でも、駐車場ならベランダから覗けば俺の姿が見える。 心配性のSnowちゃんもコレなら安心^^ 顔と腕に一応日焼け止めを塗り、頭にタオルを巻きイザ出陣。 ジリジリと照りつける太陽はアスファルトとタッグを組み 俺の体めがけて直射日光攻撃を浴びせてくる。 攻撃をまともに食らい暑くなった俺の体に時折跳ねる水が気持ちがよかった。 洗車大好きな俺、水を弾くぴかぴかのボディを眺め大満足。 しゃがみ込み、アルミホイールを磨いていた時、カタンカタンと音がした。 聞きなれた音、Snowの履いているパンプスの音だ。 立ち上がり顔を上げると、湯飲み片手にSnowが車の向こうに立っていた。 「暑いね~、お疲れ様。」 そう言いながら持っていた湯飲みを差し出した。 黒い液体の中にカランカランと気持ち良さそうに氷が回っている。 俺の大好きなアイスコーヒーだった。 「綺麗になっただろ?」 「ほんとピカピカだねー^^」 コーヒーを受け取り体に流し込むと冷たい液体が熱い体に染み込むのが分かる。 暫く車を眺めていたSnowだったが、一番言いたい事をようやく口にした。 「もう終わる?;;」 クーラーの効いた環境抜群の部屋の中から 俺が居ない、たったそれだけの理由でSnowはこの炎天下の中歩いてきたのだ。 「うん、今丁度終ったとこだよ^^」 冷たく冷えたアイスコーヒーを半分こして飲んで 洗車用具も半分持ってくれて、仲良く家へ戻りました。 なんだか彼女の気持ちが嬉しくて、 些細な事かもしれないけれどココに残したくなった出来事だったな^^ にほんブログ村 PR ● コメントフォーム |
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like:平和、孤独、動物、PC dislike:争い、騒ぎ、目立つ事 彼女有:HN「snow」 大事な人が出来てからの方が 自分の体と心のギャップに苦しんだ。 コメ、リンク、相互リンク大歓迎です。 是非、仲良くしてください^^
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