幸せのひとかけら。

朝、郵便入れから物を差し込まれる『カチャ』と言う音で目覚めた。

今日も晴れてる、朝日がまぶしい（って、もう昼だけど）



横を見るとSnowが寝てる。

後を向いてるから、反射的にくっつく俺。



「ん……」



「DISCAS来たよ＾＾」



「ほんと～？嬉しい……（むにゃむにゃ）」



DISCASとは、TSUTAYADISCASの事で、プランにもよるが一回につき二枚ずつ

好きなDVD、CDがポストに届くんだ。（詳しくはTSUTAYA　DISCAS ）

Snowが今嵌ってるのが台湾ドラマの花より男子。

それが見たくて見たくてしょうがないらしい＾＾



そこまで言うと、Snowはゴソゴソと自分が着ているワンピース風パジャマをはぐり

俺の目の前に、可愛い膨らみを二つ露にした。

俺の背後にある大きな窓からの光は、ただでさえ白いSnowの肌を更に白く輝かせていた。

HN、Snowのように、真っ白で綺麗な肌。

そして、色の薄い乳首。



俺は吸い込まれるようにそこへ顔を埋めると、後を追うようにSnowの両腕が俺の頭を包み込んだ。

ポンポンとまるで子供をあやすように一定のリズムで俺の後頭部をあやす。

子供扱いは気に入らない俺だけど、この至福と安心ならそれもいいかななんて。



「おはよう＾＾」



「おはよう……＾＾＊」



大分遅れた朝の挨拶はなんだか少し照れくさくて。

そこから朝のキスをして、さて、起きるか！と決心するんだけど、、またキスをして……

ああ！いい加減起きないと！って、出口のない迷路にはまり込んだみたいにバカみたいに嘆いて。



彼女がいる朝は心が穏やかで、なんて幸せなんだろう。



俺はいつまでもこの時を大事にしたい。

この人を大事にしたい。



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