はよ、取ろ？

「Lush、私の携帯どこにある～？」

Snowが行方不明になった自分の携帯を探している。
俺はベッドに横になり、携帯ゲームで遊んでいた。
そんな俺を発見、Snowが私も～と横に来ようとした時に、
自分の携帯が無いのに気付いたらしい。


「Lush、鳴らして～。」

「了解～。」

俺、遊んでいたゲームを一回閉じ、Snowの携帯へコール。 



♪チャンチャンチャンチャラララチャンチャンチャンチャン…… ♪



隣の部屋から俺専用の耳慣れた呼び出し音が聞こえてきた。

「あった～」と俺の横に座っていた彼女は隣の部屋へ取りに行く。
すぐ切ってしまうと、服のポケット等に入っていた場合分からなくなってしまうので
ワンフレーズ程流す。
俺はその間、少し窓の外へ視線を外した。

ワンフレーズ流れきって、次のフレーズに移る数秒後、
俺はそろそろ在り処は分かったかなと目線をSnowの居る隣の部屋へ何気なく動かした。

そこで見た光景に、俺は思わず吹き出し「はよ取れや～（笑）」と思わずツッコんでしまった。 





なんと、Snowちゃん、自分の携帯から流れる音楽に合わせてお尻フリフリ踊っていたのだ（爆笑） 
　　

　♪(～￣∇)～ (￣∇￣) ～(∇￣～)♪

↑
こんな風に。



…………に、憎めないんだよな、Snowのこういうとこ＾＾； 



俺はバカな子、結構、いや、かなり好き……なんだよね　＾-＾；ゞ


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