俺はFTMだ。
俺と言う器で今日も生きて行く。
なんでもない「今」を残していこうと思う。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 湯船に湯を張りSnowと一緒に浸かる。 実に贅沢だ。 お湯を溜めた時、Lush家は『バブ』を入れる。 大分前に固形の20個セットが安く売っていたので購入したやつだ。 今回投入したのは『ファンシーローズ』である。 大体5cm四方の固形物をSnowの脇にジャボンと落とす。 シュワシュワシュワ~と泡を放ちながら徐々にお湯を紫に染め、 辺りの熱気をローズの香りで埋めてゆく。 俺は熱いお湯に長く入っていられない人間なので早々に湯から上がり頭を洗い始める。 溜めたお湯は江戸っ子ジジイのSnow仕様だからだ(笑) そんな時、一人で湯船に浸かっているSnowの格好の遊び道具になるのは もちろん『バブ』だ。 二人で浸かっている時も、バブが投入されるや否や 「貸して~貸して~」と騒ぎ出す程、シュワシュワ言っている物体が好きらしい。 シャンプーがいい感じに泡立ち、頭皮にある毛穴と言う毛穴から 汚れを全て搾り出してしまおうという意気込みで洗う俺の横からSnowが言う。 「見て見て~」 俺、今泡だらけだから目が開けられないんだと説明する間も無く 早く早くと急かすSnow。 俺は慌てて桶に汲んであった湯で顔を洗い流しSnowの方を見る。 「ほら、指輪。」 …… -_- ) 溶ける前のバブは中央の部分が少し凹んでいる。 既に数ミリになってしまったそれは、当然中央の部分は穴が開いていて Snowはそれに小指を通し、顔の隣に持ってきて……前の台詞である。 俺はわざとポカーンと口を開け、呆れた表情を見せて再び頭を洗い始めた。 頭を濯いでいる最中に「あっ」と声が聞こえたので反射的にSnowの方を見ると、 粉々に砕け散り、はかなく泡を放ちながら浮いている幾つかのバブを 一生懸命かき集めているSnowが居た。 俺は思わず可愛くて笑ってしまった。 その後、のぼせた~と言いながら浴槽の脇に腰掛け、ぼーっとした表情で 座っているSnowが不謹慎ながらも色っぽくて抱きしめた。 バブで一生懸命遊んでるから、と俺は笑い、 冷えた身体にSnowの熱さが気持ちよかった。 その後、「今日はLushに身体を洗ってもらうの♪」と何やら勝手に言い始めていたけれど、 結局俺は全身を洗ってあげました(笑) 「Snowがまた再発したり、動けなくなっても、俺がこうやってしっかり洗ってやるから なにも心配要らないからね(笑)」 半分嫌味を含めて俺は言った台詞だったのだが なんだかSnowは嬉しそうだったな *..)ヾ にほんブログ村 PR ● コメントフォーム |
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like:平和、孤独、動物、PC dislike:争い、騒ぎ、目立つ事 彼女有:HN「snow」 大事な人が出来てからの方が 自分の体と心のギャップに苦しんだ。 コメ、リンク、相互リンク大歓迎です。 是非、仲良くしてください^^
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